エアバッグが作動するレベルの交通事故の際に、事故前後の車両情報を記録する装置のことで、車内に設置されます。クルマ版のフライトレコーダーのようなものです。事故発生前後の車速、エンジン回転数(EV/ハイブリッド車ではモーター回転数)、アクセルやブレーキの操作量、ABSや横滑り防止装置の作動状況、シートベルト着用の有無、ハンドルの角度などを一定時間、自動的に記録します。交通事故の原因分析に役立つことから、搭載車種は増えていて、トヨタ車では2012年以降のすべての新型車にEDRが搭載されています。