
東急バスと東急は、多摩田園都市エリアにおいて自動運転モビリティの実証実験を2022年9月13日から15日の期間実施しました。
多摩田園都市エリアなどの郊外住宅地では、高齢化が進んでいることに加え起伏の多い丘陵地帯が多いことから、「移動」に関してこれまで以上のきめ細やかなサービスが求められていることから、東急が2020年より静岡県内を中心に実証実験を行ってきた遠隔監視型の自動運転技術のノウハウを活用し、多摩田園都市エリアをはじめとした郊外住宅地で自動運転車両を活用した移動サービスの展開が可能か検証するのが狙いです。
実証実験の第1弾として、9月13日~15日の期間、横浜市青葉区にて検証を行いました。技術検証の結果を踏まえ、第2弾では、遠隔監視設備を設置し、一般の方への試乗会を2022年度内に実施する予定としています。

走行ルート:横浜市青葉区すすき野3丁目付近、すすき野団地折返所~すすき野団地折返所区間
「移動」に関する新たなニーズへの対応:既存のバス路線が運行していない区間を補完する位置付けとしての活用、自動運転車両による新たな移動サービスの可能性を検証。
一般車両との協調による安全な運行の実現:交通量の多い道路や狭隘道路を最高速度19kmの自動運転車両が運行することで、一般車両と協調した運行が可能か検証