イスラエルのテルアビブに本社を置く、REEは自律走行型のラストワンマイル配送のためのコンセプトカーとなる「Leopard Powered by REE」を発表しました。

Leopard はREEの新しいEVプラットフォームをベースとした宅配業者、物流業者向けたコンセプトカーで、顧客の仕様に合わせて、自動運転型の電気自動車を構築することができるのが特徴。また低床設計で荷物を運ぶための余裕のある室内空間を確保しています。

すでにこの Leopard はナビヤの次世代自動運転車向けに、制御技術で第一段階となる検証テストを成功済みとしているほか、さらにパートナーネットワークの拡大に向けた継続的な取り組みの一環として、EVプラットフォーム用のブレーキシステムを開発・供給するサプライヤーとして、ブレーキのリーディングカンパニーであるブレンボの名を上げています。直近では駆動装置にAAM(American Axle Manufacturing)社と提携していて、それに次ぐものとなります。

REEはイスラエル以外にもアメリカ、イギリス、ドイツに子会社を持つ、電動モビリティの企業で、2021年4月には、次世代商用モビリティの分野で、日野自動車とも技術提携を結んでいます。

2022年1月にラズベガスで開催されるCESでお披露目される予定です。

SpecificationsValues
GVWRUp to 2 Tonnes
DriveRWD, FWD or AWD
SteerFWS or AWS
Length9.5 ft to11.5 ft (2.9 m to 3.5 m)
Width3.9 ft to 5.9 ft (1.2 m to 1.8 m)
Height4.6 ft to 7.2 ft (1.4m to 2.2 m)
Battery CapacityUp to 60 kWh
Peak Motor PowerUp to 100 kW
Max SpeedUp to 100 mph (160 kph)
Turning RadiusMinimum 12.8 ft (3.9 m)
Max PayloadUp to 1,650 lbs (750 kg)
Load Floor heightMinimum 15 in (39 cm)
Cargo volumeUp to 265 ft3 (7.5 m3)