モービルアイ AV
Credit: Mobileye, an Intel Company

インテル傘下のモービルアイは、公道走行が可能な6人乗りのEV自律走行車(AV)を発表しました。完全な自律運転を実現するには、多くの課題がありますが、この車両には、効率性、アクセスしやすさ、安全性能などの本質的な特性はもちろんのこと、経済性と地域性も考慮されて、一から設計されています。センシング・ソリューション、AVマップ、責任感知型安全論に基づく運転ポリシーという、自動運転車両に求められる3大要素をすべて実装した初のAVとしています。

モービルアイCEOであるアムノン・シャシュア氏は「モービルアイは、自律走行車を消費者に届けることに、情熱を注いでいます。モービルアイのAVは、ドライバーレスの世界への道のりにおいて重要なマイルストーンとなります」と述べています。

モービルアイAVに搭載されたモービルアイドライブ自動運転システムは、荷物の配送から人の輸送まで幅広いタイプの車両で使用できるのが特徴で、もっとも高い汎用性が見込まれています。

完全電気駆動のモービルアイの自律走行車は、MoovitAVブランドで運営され、商用のライドヘイリング・サービスのドライバーレス、ロボタクシーとして、2022年にイスラエルのテルアビブとドイツのミュンヘンで利用開始の予定としています。