サポカー補助金ポスター

社会問題にもなっている、高齢ドライバーの事故を防止するために導入されたのがサポカー補助金です。サポカーとは、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などに代表される先進安全技術を搭載したクルマのことです。

サポカー補助金とは、正確には経済産業省による「安全運転サポート車普及促進事業費補助金」と、国土交通省による事業用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進に係る自動車事故対策費補助金」を総称したものです。

また、「安全運転サポート車の車両(新車・中古車)」購入補助と「後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置」 導入補助という、2種類の補助制度で構成されています。

対象となるのは65歳以上で、登録車は最大10万円。軽自動車では最大7万円が補助されるだけでなく、中古車でも最大4万円が補助されます。また、自動車メーカー等が現在、販売に力を入れている後付け装置についても最大で4万円の補助を受けることができます。

令和元年度補正予算で措置されたもので、以降も予算は繰り越されて現在に至りますが、中古車、後付けを含めた自家用車分の申請額が予算額に近づいてきたとの発表がありました。(交付申請額:6月3日現在約855.7億円 (約78%)/予算総額1098億円)

申請の窓口となっている(一社)次世代自動車振興センターによると、申請受理終了見込みは9月24日(金)で、後付けについては8月31日(火)となっています(状況によって変動)。また、事業用についても11月30日が申請受付終了見込みです。

申請について車検証が必要となることから、売買契約の段階ではできません。また申請受付終了前までに申請書が受理される必要があり、締切り日、つまり予算が超過した日に届いたものはすべて不受理となります。

サポカーの購入や後付け装置の装着を検討している方は、余裕をもって申請するようにしてください。

■一般社団法人 次世代自動車振興センター「補助金残額及び申請受付終了見込みのお知らせ」
http://www.cev-pc.or.jp/support-car/yosan.html