
現在、インテル傘下のモービルアイは、ZFとともに、数年のうちに発売される複数の車両のプラットフォームに搭載されるADAS(先進運転支援技術)の開発ベンダーに選定されたと発表しました。
具体的にすべての内容が発表はされていませんが、モービルアイのテクノロジーを採用したZFの車載カメラをリリースしていますが、Gen21と呼ばれる同社の中距離用レーダーを供給し、車載カメラとレーダーの統合を担当するとしています。
モービルアイと ZF が提供する安全支援ソリューションは、コンピュータビジョン、機械学習、自己位置特定用地図、車線維持(LKA)/車線中央維持(LCA)などの機能実現に必要なクラス最高の横方向制御技術を活用したもので、路上での安全性を向上させるものです。この点においてトヨタと手を結ぶということは、安全性向上に寄与するのは確かでしょう。
モービルアイの EyeQ4は、現時点で最先端のアプリケーション専用ビジョン・コンピューティング向けシステムオンチップの1つで、ZFの中距離用レーダーテクノロジー であるGen21と組み合わせることで、車両の周囲環境を正確に把握することが可能になっています。横方向と前後方向におけるクラス最高の車両制御と同時に、衝突の防止と軽減を実現できるとしています。
数年内に搭載されるとのことですが、どういった車種に搭載され、どのようなレベルの性能を具体的に発揮するのかに注目です。