
西武バスと群馬大学は2002年2月から、自動運転技術についての共同研究を行なってきました。その成果のひとつとして、群馬大学から発足したベンチャー企業である日本モビリティの協力のもと、2021年2月から、遠隔監視システムを活用した大型バスでの自動運転の実証実験を開始することが発表されました。
この実証実験では、通常の営業運行をしている路線バスと同じ形態での自動運転バスも運行するとしています。これは西武池袋線の飯能駅南口と美杉台ニュータウンを結ぶルートで、約2.5kmになります。

https://maps.gsi.go.jp/#15/35.849874/139.317799/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0&d=m
この区間で従来からの乗り合いバスと同じ形態での自動運転を大型バスを使って行うというのは大きな前進と言っていいでしょう。
また、この実験に対してあいおいニッセイ同和損害保険は最適な保険の提供を行い、MS&ADインターリスク総研は、総合的なリスクアセスメントや安全管理体制の構築支援を行うことで、安全かつ安心な実証実験の実施をサポートするとしています。