群馬大学とSUBARUは、2020年4月1日付で群馬大学大学院理工学府内に共同研究講座「次世代自動車技術研究講座」を設置し、8月7日に活動拠点となる太田キャンパスにて発足式、8月27日に群馬県庁にて設置報告会が行われました。

次世代自動車技術研究講座本講座では、クルマの新たな価値を創出する研究開発を行うとともに、スタートアップ企業や地域企業等の参画、他研究機関との連携も進め、人材育成や社会貢献も含めた独自の産学連携プラットフォームを構築していくとのことです。

活動期間は、2020年から2023年の3年間を「第一期、活動基盤整備フェーズ」と位置づけ、安全領域、感性領域、設計プロセス改革領域の3つの取り組みから始まります。

今回設置された「次世代自動車技術研究講座」は、次世代に求められる自動車技術創出のための“イノベーション拠点”にすることを、群馬大学とSUBARUが協働して目指したもので、2005年の富士重工業(現SUBARU)群馬製作所と群馬大学との包括協定締結以降、大学院連携講座や共同研究などで連携体制を構築してきました。これまでの連携実績をもとに、世の中の変化や技術の進歩に合わせ、より速くより柔軟な包括的対応ができる共同研究体制とするため、さらには社会ニーズに基づく教育プログラムを開発するため、共同研究講座の設置に至ったとのことです。

群馬大学長平塚浩士氏(左)、SUBARU執行役員藤貫哲郎氏(右)。群馬大学プレスリリースより