
自動運転トラックのスタートアップTuSimpleとトラックメーカーのNavistarは、自動運転のセミトラックを2024年から量産すると発表しました。NVIDIA DRIVE AGXプラットフォームを採用しての自動運転トラック開発は初となります。
自動運転トラックの開発はこの10年余り、必要なセンサー、ハードウェア、ソフトウェアを既存のトラックに取り付けて行われてきました。今回、自動運転のトラックを一から作ることで、ニーズに合ったカスタムメイドのトラックができるだけでなく、トラック量産メーカーのインフラを利用することができるというメリットがあるようです。
2015年に設立されたTuSimpleは、自律的な長距離貨物配送の技術を開発しています。TuSimpleは、NVIDIA GPU、NVIDIA DRIVE PX 2、Jetson TX2、CUDA、TensorRT、およびcuDNNを使用して、自動運転ソリューションを開発。同社は6月に、NVIDIA GPUとカメラをプライマリセンサーとして使用して、サンディエゴからアリゾナ州のユマまでの200マイルのレベル4テスト走行を無事完了しているといい、Navistarとともに量産に移す準備が整ったと語っています。