
コンチネンタルは、トラックに手軽に後付けできる「ターンアシストシステム」を欧州市場に投入すると6月30日発表しました。このシステムはレーダーをベースとしており、運転席から死角にいる自転車や歩行者を検知するものです。
最近はサイクリストの数が増加していることもあり、先進安全運転支援システムを装備しない旧型トラックには、このようなシステムの登場が期待されていました。自転車や歩行者が死角にいると運転手に警告をするようになっており、巻き込み事故の防止に大いに役立つでしょう。

しかもこのシステム、バックミラーに簡単に設置することができ、車両の側面最大4m、後方は最大14mのエリアを監視できるスグレモノ。現在、ドイツで登録されているトラックは300万台を超えているとのこと。こうしたシステムが普及することで、事故削減が期待できるでしょう。日本ではまだアナウンスされていませんが……。