「MaaS & Innovative Business Model Award」は、第1回『MaaSアワード2020』に、ダイハツ工業の「通所介護事業施設向け送迎支援システム『らくぴた送迎』」と「福祉介護領域における共同送迎の実現に向けた取り組み」のふたつを合わせて大賞に選出したと6月29日発表しました。当初、MaaSアワード2020の発表・表彰式は、2020年3月開催の第18回国際オートアフターマーケットEXPO2020内で行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により展示会とともに延期されていました。
MaaSアワードは、ビジネスの成長分野、交通課題の解消手段、社会問題の解決手段など、高い期待が寄せられているMaaSをはじめ、モビリティテック分野において、プロダクト/サービスやビジネス、社会的に意義がある取り組みや、交通などにおいて生活を一変させる新たな挑戦など、2017年4月〜2020年1月までに発表・上市、実証実験が実施されたプロダクトやサービス、取り組みを対象に、自動車やITの専門家らがその先進性や独自性から評価、選出。第1回では、日本独自の発達を遂げているMaaSを広義に捉えた視点で、もっとも革新的で注目すべき「大賞」のほか、地域性やビジネス性、モビリティ、アプリなど各見地から審査した5部門が選出されました。
『大賞』ダイハツ工業
「通所介護事業施設向け送迎支援システム「らくぴた送迎」および 福祉介護領域における共同送迎の実現に向けた取り組み」
従来の大型車による一筆書き送迎では、道路環境やドライバーの確保、送迎場所など、経営者・ 職員・利用者三方それぞれに課題を抱えていた通所介護事業における送迎。ICT管理とリアルタイムの情報共有をシステム化したらくぴた送迎では、三方に利便性・快適性をもたらす高効率な送迎を実現。選考委員からは、軽自動車や軽トラックでの展開なども含め、日本ならではのMaaSビジネスに徹底的に取り組んでいる姿勢が高く評価されました。
『サステナビリティ・地域貢献部門』 伊那モバイルクリニック事務局
医療マース
『アプリ部門』トヨタ自動車/トヨタファイナンシャルサービス
マルチモーダルモビリティサービス「my route」
『ビジネスモデル部門』大日本印刷
東南アジアにおけるB2B物流マッチングサービス構築
『次世代モビリティ部門』小田急電鉄
江の島プロジェクト2019

https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001lhjy-att/o5oaa1000001lhk5.pdf