鹿児島県志布志市では地域公共交通サービスとして、事前予約型の乗り合い送迎サービス「チョイソコしぶし」の運行を7月1日から始めると発表しました。志布志市では、人口急減・超高齢化が加速するなか、将来にわたって市民の生活を支える持続可能な公共交通体系の構築が課題となっており、トヨタカローラ鹿児島との協働事業として乗り合い型送迎サービスの実証実験をスタートさせるます。

チョイソコしぶしは、コールセンターで電話での予約を受け、複数の要望に対し、専用システムによる最適の運行コースを設定し、運行するという乗り合い方式での送迎サービス。今年7月から12月までの第1期実証期間はエリアを定めて無料での運行とするそうです。段階的に実証実験を実施し、市内全域へエリアを拡大。有料事業化(1回あたりの利用料金200円)を予定しています。
利用対象は市内に住所を有する方で、一般会員(小学生以上64歳まで)は、公共施設等への送迎、高齢者等会員(65歳以上)は、スポンサーとして協力していただける病院やスーパー等の事業所への送迎も行うそうです。
それぞれの地域に合った“ご当地モビリティ”の導入も今後増えるかもしれませんね。
