WHILL社は2019年以降、空港内でシームレスな移動を提供することを目的に、自動運転技術を搭載したパーソナルモビリティ「WHILL自動運転システム」の実証実験を行ってきました。今回、羽田空港第1ターミナル内において、感染症拡大防止とソーシャルディスタンス対策として、「WHILL自動運転システム」によるサービスを6月8日より提供すると発表しました。

WHILL自動運転システムでは介助スタッフがいなくても空港内の移動が可能で、利用者と介助スタッフ双方の感染拡大のリスクを下げることができるため、withコロナ時代のパーソナルモビリティとしても期待されます。

導入場所は羽田空港第1ターミナル・ゲートエリア内の、保安検査場B近くに設けられた待機場所(WHILL Station)から3〜7番ゲートまで。往路は運転を必要としない自動運転モードで目的地まで利用者を送り届け、利用終了後は無人運転によりWHILL Stationに返却されるという仕組み。搭乗者の利用は無料。詳しくはWHILLホームページ(https://whill.jp/news/27556)へ。

WHILL自動運転システムは、収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせ、自動走行および自動運転による無人での返却が可能