
ビジョンEQSとEQC400 4MATICを出展すると予告していたメルセデス・ベンツは、一般公開前夜に、世界初公開となる「VISION AVTR」を1月6日、お披露目しました。
VISION AVTRは、デザインコンセプトでもなければ、昨年の東京モーターショーにもお目見えしたビジョンEQSの派生モデルでもありません。なんと、世界中で人気を集めた映画「アバター」とのパートナーシップにより、未来を垣間見るモビリティとして誕生したモデルです。メルセデス・ベンツのデザイナー、エンジニア、トレンド研究者のビジョンが体現されています。

VISION AVTRのデザインは、何種類かの生き物にも触発されたようです。従来のハンドルの代わりに、センターコンソールに配置されたコントローラー部分に手を添えることでクルマをコントロールすることができます。ドライバー認証によって、様々な機能が手のひらの動きだけで活用でき、クルマとの一体感が楽しめるはずです。
リサイクル可能な材料で作られた有機電池技術を採用し、天然素材を多用しているのも、未来のメルセデス・ベンツに不可欠だとアピール。リサイクルとの関連性を強調しています。それでも、一番目を引くのはリヤゲートに設けられた33個の“バイオニックフラップ”でしょう。
