
自動運転と電動化、ラグジュアリーなプレミアムスポーツとの関係を提案したのが、レクサスの自動運転のコンセプトカー、「LF-30 Electrified」です。
レクサスは電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表。これは電動化技術をただ効率的に発展させるのではなく、自動運転も含めた高度なモビリティ社会でも、操る楽しさや所有する喜びを提供することを目的としています。
その前提として、2025年には全車種で電動化車両を設定して、割合でガソリン車を上まわるという目標を掲げています。その流れを踏まえて、所有する満足感、運転する喜びを提供するという答えが、LF-30 Electrifiedには込められていています。

デザインは「Lexus Electrified」コンセプトを全身で表現した先進性あふれるものとなっています。ボンネットレスのシャープなスタイルはもちろんのこと、4輪それぞれに採用されたインホイールモーターの存在を直感的にアピールする力強いラインなど、見どころは多くあります。
インテリアは新コンセプト「Tazuna」を採用。これは、手綱一本で意思疎通を図る人と馬の関係性にヒントを得て、運転ヘッドアップディスプレイなどを駆使して、アナログ的な操作なしでの運転を可能にするというもの。また、ファーストクラスのような助手席。究極のリラックスを追求したリヤシート。座る場所によって乗り味が異なるのも、自動運転車ならではのスタイルです。


自動運転時代のプレミアム&ラグジュアリーについて、見る者に対して、鮮やかに提案してくれたのが、レクサスLF-30エレクトリファイドと言っていいでしょう。
【LF-30 Electrified 主要諸元】
全長×全幅×全高:5090×1995×1600mm
ホイールベース:3200mm
重量:2400kg
航続距離[WLTP]:500km
バッテリー容量:110kWh
充電電力:150kW
0-100km加速:3.8秒
最大速度:200km/h
最大出力400kW /最大トルク700Nm