
実証実験に参加する車両は、レベル2からレベル4相当まで仕様は多種多様ですが、10月15日、内閣府内で展示したVWアルテオンとBMW7シリーズは市販車をベースとした、すでに購入が可能なレベル2車両で、受信機器を搭載してデータを収集していきます。いっぽうサプライヤーであるフランスのValeo(ヴァレオ)やドイツのContinental(コンチネンタル)は自社製品(センサー類)を装備し、信号情報や交通インフラを活用しながら一般道での自動運転技術を高めることを目的としています。以前から自動運転に関する研究に取り組んでいるアカデミー、金沢大学や埼玉工業大学も加わりました。
内閣府特命担当大臣 竹本直一氏は熱心に車両を視察内閣府副大臣 平将明氏(左)は、金沢大学 菅沼直樹教授(右手)の説明に熱心に聞き入っていました
実証用機器等を提供し、産学官連携して実験データの取得、分析等を行う場を設けることで、自動運転技術の開発促進が期待され、また国内外からの参加によるオープンな評価を実施することで、国際的な協調・標準化も推進されていくことになるでしょう。





