SIP自動運転では、「視野障害と自動運転の交叉点」と題し、神戸アイセンター病院 研究センター長 髙橋政代氏、西葛西・井上眼科病院 副院長 國松志保氏、筑波大学 教授 伊藤誠氏を招き、7月8日(木)にオンラインセミナーを開催します。

視野障害とは、視野障害が運転に及ぼす影響とは、自動運転・高度運転支援の役割等をテーマに、全3回にわたりウェビナー開催を予定しています。

開催概要
◆日時                     令和3年7月8日(木)13:00~14:30
◆開催方法              オンライン開催(参加無料)
◆テーマ                 「視野障害と自動運転の交叉点」
◆基調講演
   ・「技術を育てる – iPS細胞と自動運転の共通点」
    神戸アイセンター病院 研究センター長 髙橋政代氏
  ・「症例紹介『運転外来の現場より』」
    西葛西・井上眼科病院 副院長 國松志保氏
◆パネルディスカッション
・神戸アイセンター病院 研究センター長 髙橋政代氏
・西葛西・井上眼科病院 副院長 國松志保氏
・筑波大学 教授 伊藤 誠氏
◆司会・モデレーター
・SIP自動運転 推進委員会構成員/モータージャーナリスト 岩貞るみこ
◆セミナー総括担当
・SIP自動運転 推進委員会構成員/国際モータージャーナリスト 清水和夫

参加方法
事前登録制:オンライン視聴の形でご参加が可能です(無料)。参加を希望される方は、こちらからお申込みください(申し込みは終了しています)。視聴用URLをメールでご案内いたします。なお、開催当日までご登録が可能です。

登壇者プロフィール

髙橋 政代(神戸アイセンター病院 研究センター長/理化学研究所 客員主管研究員)
1986年京都大学医学部卒業。1992年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。京都大学医学部助手を経て1995年にソーク研究所研究員となりここで網膜治療に幹細胞使用の可能性を見出す。2006年に理化学研究所へ。滲出型加齢黄斑変性に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮シート移植に関する臨床研究を開始し、2014年9月に第一症例目の移植を行い、2017年3月には他家iPS細胞由来網膜色素上皮細胞懸濁液による移植を行った。
2018年にSIP第2期自動運転(システムとサービスの拡張)の研究を開始。
2019年8月より株式会社ビジョンケア代表取締役社長

國松 志保(西葛西・井上眼科病院 副院長)
1993年、千葉大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院眼科研修医。国保旭中央病院、日本医科大学附属病院眼科・助手、東京大学医学部附属病院眼科・助手、2005年~自治医科大学病院眼科・講師、2012年~東北大学病院眼科・助教、2013年~東北大学病院眼科・講師を経て、2019年より現職。東北大学病院眼科・非常勤講師、日本医大多摩永山病院・非常勤講師。
専門は緑内障、ロービジョン。 2017年以降の警察庁「高齢運転者交通事故防止対策に関する有識者会議」の「視野と安全運転の関係に関する調査研究」分科会の構成員である。2019年7月に、眼科医療機関では日本で初めてとなる「運転外来」を開設し、視野障害患者に対してドライビングシュミレータを行い、運転場面毎に視野障害の与える危険性を認知させている。

伊藤 誠(筑波大学 教授)
1993年、筑波大学 第三学群 情報学類卒。1999年、博士(工学)取得(筑波大学)。筑波大学助手、電気通信大学助手、筑波大学准教授をへて、2013年より現職。
専門はヒューマンマシンシステムの信頼性・安全性を中心とした、ヒューマンファクター・認知工学。自動車技術会 ヒューマンファクター部門委員会 委員長、計測自動制御学会システム・情報部門長、日本品質管理学会理事などを歴任し、第5, 6期先進安全自動車 (ASV) 推進計画通信利用技術分科会委員、ISO/TC241道路交通安全マネジメントシステム国内審議委員会委員を務めるなど、多方面から自動車・道路交通の安全の問題にかかわっている。