未来を変える自動運転ショーケース事務局は、3月25日と26日の2日間、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期自動運転(システムとサービスの拡張)“未来を変える自動運転ショーケース“」を開催。3月25日、26日の二日間にわたり、SIP自動運転においてこれまでに得られた成果発信のための「SIP第2期自動運転 中間成果発表会」を実施します。

2018年から開始したSIP自動運転(システムとサービスの拡張)は、自動運転の社会実装に向けた技術開発や実証実験等を進めてきたところ、今年で3年目の中間地点を迎えました。信号情報、合流支援情報、車両プローブを活用した道路交通情報等の交通環境情報の構築と発信に係る技術開発をはじめ、東京臨海部実証実験や中山間地域における自動運転サービスの実証実験、仮想空間における安全性評価環境や地理系データの流通ポータルの構築とともに、社会的受容性の醸成、国際連携の強化などに取り組んでいます。
「SIP第2期自動運転 中間成果発表会」は、”自動運転の現在地”を多くの方に理解いただけるよう、SIP自動運転が進める自動運転の実用化に向けた最新の研究成果がわかりやすく展示されます。

  • Society5.0と自動運
    自動運転社会の実現を通して目指すSociety5.0の社会像と、SIP自動運転が進める取り組みの概要について紹介。
  • 自動運転社会の実現を目指す技術
    インフラ協調型自動運転の実現に向けた東京臨海部実証実験を中心とした交通環境情報の構築、仮想空間における自動運転車の安全性評価環境の構築、車両へのサイバー攻撃に対する侵入検知システムの調査研究。
  • 自動運転の社会実装
    過疎化が進む中山間地域における自動運転移動サービスの社会実装に向けた実証実験と持続可能なビジネスモデルの検討を進めています。 また、自動運転の普及拡大を見据え、交通環境に関する地理系データを多用途に展開するためのポータルサイトの構築。
  • 人と親しむ自動運転
    自動運転車や普及が進む運転支援車について人が習得すべき知識や効果的な教育方法の検討や、視野障がい者への高度な運転支援システムの有効性検証等を通して、すべての人が安全・安心に移動できる社会へ。
  • 社会を見据えたSIP自動運転
    自動運転社会の実現のため、SIP自動運転では、社会に受け入れてもらうための市民への情報発信や、産学官連携の推進、海外との連携活動。

日時:3月25日(木)13:00~17:00
   3月26日(金)10:00~17:00
場所:東京ファッションタウンビル西館2F TFTホール1000