リアルとサイバー空間を高度に融合させた新しい社会、 Society5.0では、データ連携の仕組みが求められています。人やモノの動きをとらえることができるモビリティ分野のデータ “交通環境情報”は様々な分野での活用が期待されています。 “交通環境情報”を活用したサービス、データを組み合わせること で、新しい価値やサービスを創出し、社会課題を解決するための 仕組みを構築したのがMDコミュネット(MD communet)です。 モビリティ分野を中心に、これまでの地図や交通情報に加え、3Dマップやリアルタイムの車両情報などを集約し、データの検索や発見など、課題や解決方法のマッチングをサポートします。 詳細については映像をご覧ください。
MD communetは、世の中に散在するモビリティ分野の多種多様な交通環境情報を集約し、企業・団体同士のコミュニケーションの場を提供することで、データ提供者とデータ利用者の新たなビジネス創出、ビジネスマッチングを支援。2021年春の一般公開に向けてサービス整備や掲載データの拡充が進められています。
これまでSIP第2期自動運転は、自動運転を実現するために高精度3次元地図データやインフラ、車両プローブから生成される道路交通データなどの交通環境情報の整備・配信に取り組んできました。これらの地理系データを自動運転分野以外の様々な分野で利活用できる仕組みづくり、「自動運転・運転支援に係るアーキテクチャの設計及び構築のための調査研究」事業を推進しています。
この取り組みをより多くの方に知ってもらい、フィードバックを得るため、交通環境情報等についてデータ利用者のニーズとデータ提供者のシーズについてマッチングを促進するポータルサイトとしてMD communetは、昨年11月に開催された「SIP-adus Workshop 2020」において先行公開されました。
●MD Communet https://www.adus-arch.com