SIP第2期自動運転は、自動運転・運転支援に向けた地理系データ分野のアーキテクチャーを設計し、交通環境情報の多分野での利活用を促進する情報ポータルサイトの構築を進めており、開発中の機能の一部を「SIP-adus Workshop 2020」で先行公開しました。
SIP第2期自動運転は、自動運転を実現するために高精度3次元地図データやインフラ、車両プローブから生成される道路交通データなどの交通環境情報の整備・配信に取り組んでいます。これらの地理系データを自動運転分野以外の様々な分野で利活用できる仕組みづくり、「自動運転・運転支援に係るアーキテクチャの設計及び構築のための調査研究」事業を推進しています。
この取り組みをより多くの方に知ってもらい、フィードバックを得るため、SIP第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)/自動運転・運転支援に係るアーキテクチャの設計及び構築のための調査研究」事業で構築中の、交通環境情報等についてデータ利用者のニーズとデータ提供者のシーズについてマッチングを促進するポータルサイト「MD communet」を、「SIP-adus Workshop 2020」において先行公開しました。
MD communetは、世の中に散在するモビリティ分野の多種多様な交通環境情報を集約し、企業・団体同士のコミュニケーションの場を提供することで、データ提供者とデータ利用者の新たなビジネス創出、ビジネスマッチングを支援。2021年春の一般公開に向けてサービス整備や掲載データの拡充を進めていくということです。
国際ワークショップ『SIP-adus Workshop 2020』は、以下のサイトを参照ください。
SIP-adus Workshop 2020
ポータルサイトの情報は、以下のホームページを参照ください。
NTTデータニュースサイト
参考資料https://www.sip-adus.go.jp/evt/workshop2020/file/sr/SR_02J_Iso.pdf