電磁誘導線の上を走行する定員6名(乗客は4名)の自動運転車両。道の駅「赤来高原」に予約受付カウンターを、赤名農林会館に運行管理センターを設置して、運行状況のモニタリングや予約管理を行う

内閣府・国土交通省は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」の取り組みのひとつとして、島根県飯石郡飯南町の道の駅「赤来高原」(島根県飯石郡飯南町)を拠点とした自動運転サービスの長期実証実験を、9月1日から10月10日まで実施しています。

道の駅「赤来高原」では、平成29年11月に短期間(7日間)の自動運転サービスの実証実験を実施しており、走行環境や社会的受容性、地域への効果などについて検証を行っています。同町では、自動運転サービスの本格導入による地域における将来的な高齢者等の移動手段の確保や外出機会の創出、それに伴う健康増進などを期待しています。

今回は、自動運転に対応した道路空間等の整備、地域の実情に応じた運行管理システムやビジネスモデルの構築に向け、長期間(40日間)の実証実験が行われます。

前回の実証実験では、アイサンテクノロジーのミニバンタイプの車両を使用したが、今回はヤマハのカートタイプを使用。街並みにはこちらのほうが合っている!?

【実験ルート】
(1)赤名宿ルート(約2.7km)
 道の駅「赤来高原」~赤名地区民家連担地
(2)リンゴ園ルート(約1.5km)
 道の駅「赤来高原」~観光リンゴ園

利用するには利用者登録と事前の乗車予約が必要です。予約・問い合わせは自動運転受付窓口(道の駅赤来高原1階)TEL070-4115-7474 受付時間は9:00〜17:00
自動運転サービス実証実験 主な検証項目(国土交通省資料より抜粋)