東京臨海部実証実験へ参画するジェイテクトは、6月8日から7月16日の期間に羽田空港地域における自動運転の実証実験を実施。その成果の一部をホームページで公開しました。

ハンズオフでの右左折、バス停への正着制御の正確さに注目

実験車両(日野ブルーリボンシティ)を使用し、羽田空港ターミナルビルに設置された仮設バス停を発着点として、Haneda Innovation Cityを経由する周回コース(約4km)の公道区間において自動運転走行を実施。実験期間中、発進、最大時速60kmでの走行、右左折、車線変更、正着制御による停車といった一連の走行パターンを繰り返し行っています。また、磁気マーカーやGNSSといった異なる測位方式による走行データも取得しています。

制御イメージ(ジェイテクトHPより)

今後、実験データの解析を通して、技術、精度、社会的受容性に係る課題解決に向けた取組みをさらに促進し、関係機関と協調しながら実用化と普及の加速を図っていくとのことです。