京都発の交通環境情報の活用による観光・交通課題の解決に向けて、「KYOYO 楽Mobiコンテスト」を開催すると、2月14日内閣府が発表しました。

日本を代表する観光都市である京都では、観光客が急激に増加。地域住民と観光客の円滑な移動に関する課題解決が求められています。とりわけ京都駅前や祇園、金閣寺、四条河原町の4エリアでの混雑は顕著で、バスの増便や地下鉄と組み合わせた移動を促すなど、京都市交通局も対策を講じています。

内閣府のSIP自動運転(戦略的イノベーション創造プログラム第2期自動運転〜システムとサービスの拡張〜)では自動運転社会の実現に向けて、自動運転に不可欠な交通環境情報の生成、配信等に取り組んでいます。また、多様な利用者が交通環境情報を様々なサービスに利用できるよう、情報所有者と情報活用者のマッチングを促進する仕組みの構築を目指しています。そこで、京都における観光・交通に関する課題を解決するため、交通環境情報を活用したアプリコンテストを開催。参加を呼びかけています。

アナタのアイデアや技術が京都を変える

参加者は、提供される京都の交通機関のダイヤ、京都市内の混雑や観光施設等に関するデータを活用して、京都が抱える問題を解決できるようなアイデアを企画してアプリケーションを開発してください。アプリの使いやすさなどを競う「アプリ開発部門」と、データの活用度や京都の課題解決にむけたアイデアを競う「アプリアイデア部門」があり、優秀な作品に対しては表彰が予定されています。

エントリー受け付けは4月24日までで(応募締め切りは6月2日)、個人、グループまたは法人単位での参加となります。詳しい内容や問い合わせ、エントリーは「KYOTO 楽Mobiコンテスト」専用サイトhttp://pr.contest.adus-arch.comまたは内閣府ホームページ https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20200214kyotoapri.html をご確認ください。