経済産業省・国土交通省は、中型自動運転バスによる実証実験に向けて、福岡県北九州市、苅田町地域にて2020年2月3日から29日までの間で、小型自動運転バスを用いたプレ実証を行うと1月22日発表しました。
経済産業省・国土交通省では、中型自動運転バスによる実証実験を行う交通事業者の公募を19年6月に開始し、10月に5地域のバス運行事業者を選定。各地域において、実証実験に向けた準備が進められています。
今回のプレ実証は、各地域における準備を円滑に進めるため、5つの地域のうち、地域における検討や準備の状況等を踏まえて、福岡県北九州市、苅田町地域、具体的には北九州空港と朽網駅間の一般道、約10.5㎞において行われます。
他の地域のバス事業者は、プレ実証の成果を共有することで、実証実験の準備にも生かす予定としています。
また、開発中である中型自動運転バスの搭載機能についても技術検証を行うこととしています。

日野ポンチョ改
全長:7m、全幅:2.3m、全高:3.1m
着座11席、定員34名(運転手込み)
(安全上、自動運転状態では関係者以外は原則着座で実証予定)
【プレ実証での主な検証予定の機能】
• 時速50kmでの走行性
• 信号情報との連携制御
• 中型バス車両に向けてのルートに依存する課題点
詳細(出発式を含む)は産総研ホームページ(https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20200122.html)をご確認ください。
また、参考資料は経済産業省ホームページ内(https://www.meti.go.jp/press/2019/01/20200122005/20200122005-1.pdf)で公開しています。