タントカスタムLA600Sの前期と後期の違いは?主な変更点を解説

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車種

タントカスタムLA600Sを検討している方にとって、「前期型と後期型の違い」は非常に重要な判断材料です。外観デザインだけでなく、装備、安全機能、燃費性能など、さまざまな面で進化が見られるため、何を重視するかによって“おすすめモデル”が変わってきます。この記事では、前期型・後期型の特徴を細かく比較し、あなたにぴったりの一台を見つけるためのポイントをプロの視点で詳しく解説します。

タントカスタム la600s 前期 後期 違い:年式とモデル区分

前期型の区分と登場時期

タントカスタムLA600Sの前期型は、2013年10月にフルモデルチェンジして登場しました。これは3代目タントとしての初期モデルで、外観と使い勝手の基本設計が確立された時期です。具体的には、2013年10月〜2015年12月頃までが“前期型”とされ、安全装備はオプション設定の「スマートアシスト」が一部グレードに搭載されていた段階です。

後期型の区分とマイナーチェンジのタイミング

後期型は、2015年12月にマイナーチェンジが入り、以降2019年7月まで販売されました。この改良により、装備・デザイン・安全性能が一層充実し、外観の質感や機能性の面で大きな進歩があったモデルです。年式表示では2015年12月以降のモデルを“後期型”と呼ぶことが一般的です。

型式・仕様名による見分け方

LA600Sは2WD、LA610Sは4WDといった型式区分があります。前期と後期の見分け方としては、型式プレートの年式表示、フェイスデザイン(グリル、ライト周り)、安全装備の標準搭載状況などが手掛かりになります。特に後期型ではスマートアシストIIが全グレード標準化され、安全表示灯の形状や警告表示などに変更が見られます。

主要スペックとパワートレインの違い

エンジン性能と駆動方式

タントカスタムLA600Sの前期・後期モデルともに、搭載されているのは軽定番のKF型エンジン。排気量は660ccで、NA(自然吸気)とターボの2種類が選べます。出力はNAで約52馬力、ターボで約64馬力と、数値上は大きな変化はないものの、後期型では制御系の改良が入り、実際のドライバビリティや加速レスポンスが改善されています。また、駆動方式は前期・後期ともにFFと4WDが用意されており、用途や道の状況に応じて選択可能です。

燃費性能の変化

燃費性能は、前期モデルと後期モデルで差が見られます。前期型ではNAがJC08モードで約26.0km/L、ターボで約25.0km/Lほど。後期型になるとエンジンと車体の制御改善により、NAで約28.0km/L、ターボで約26.0km/L付近まで向上しています。実燃費や走行環境によって異なりますが、燃費重視の選択をするなら後期型の改良ポイントが生きるでしょう。

車体寸法・重量の比較

全長・全幅・全高は、前期・後期で大きな変更はなく、3,395mm×1,475mm×1,750mmのサイズを維持しています。ホイールベースも同様に2455mmで一定です。ただし、後期型では軽量化や素材見直しなどで車両重量がやや抑えられているグレードが見られ、取り回しや燃費改善に寄与しています。FF/4WDの違いや装備量によって重量差は出るため、グレード選びが重要になります。

外観デザインとインテリア装備の差異

フロントマスクと照明周りのデザイン変更

前期型のタントカスタムはシャープでスポーティな印象を持たせたフロントグリルやライトデザインが特徴で、メッキ加飾は控えめなグレードが多く、ヘッドランプもハロゲンが主体でした。後期型になると、グリルが大型化し、メッキパーツの範囲が広がるほか、フォグランプの周囲にも装飾が追加され、より押し出し感のある外観に進化しています。ヘッドライトにはLEDのクリアランスランプが採用されるグレードが増え、夜間視認性・質感の向上につながっています。

リアとバンパーデザインの変更

後期型ではリアコンビランプの意匠変更や、バンパー形状の見直しが行われています。リアまわりにメッキ加飾が追加されたり、立体的なデザインが採用されたりして、全体の統一感と上質感がアップ。前期型のリアは比較的シンプルな構成でしたが、後期型は細部の造形が強化され、視覚的インパクトが高まっています。

内装の質感・装備の進化

内装においては、前期型はシート表皮やインパネの加飾が抑えられており、素材もベーシックなものが中心でした。後期型ではセンタークラスター等の加飾材が刷新され、専用カラーやマーブル調のデザイン、ソフトな素材の使用などで高級感が向上しています。さらに、シートヒーターや本革巻ステアリング、撥水加工シートなど快適装備の標準・オプション設定が後期型で拡充しました。

安全装備と先進機能の進化

スマートアシストの搭載状況

安全性能で最も大きな違いを生むのが「スマートアシスト」シリーズの進化です。前期型では「スマートアシスト」が一部グレードにオプションで搭載されていたにとどまり、機能も限定的でした。ところが後期型になると、「スマートアシストII」が全グレードに標準装備化され、歩行者検知機能や車線逸脱警報、先行車発進おしらせ機能などが充実しています。

その他の安全機能の追加

後期型ではオートライトや誤発進抑制機能、誤発進防止機構などが採用されるグレードが増え、日常における安全性が向上しています。前期型はこれらの機能がオプション設定あるいは非搭載のケースが多く、安全機能を重視するなら後期型が安心です。

家族・長距離移動での快適性

後期型ではドアミラーのオートモード、スマートキー操作、両側電動スライドドア、車内の静粛性改善などが進み、乗り心地や利便性がアップしています。室内空間そのものは前期型・後期型で大きな差はないものの、後期型の内装素材や仕上げ、装備の細かさで長時間の移動における疲労感が軽減される設計になっています。

価格・中古相場・コストパフォーマンスの比較

新車時価格の差と設定グレード

前期型と後期型では新車販売時の価格レンジに差があります。装備や安全機能の標準化が進んだ後期型は前期型に比べて価格がやや高めの設定です。グレード構成も豊富になっており、NAやターボのほか、トップエディションといった特別仕様が後期型で増え、内外装のアップグレード要素が価格を左右しています。

中古車市場での評価と価格推移

中古市場では後期型の方が一定のプレミアムがつく傾向にあります。特に走行距離が短く、装備が充実している後期型は高く評価されやすく、価格の下落幅も前期型に比べて緩やかです。一方前期型は購入価格がこなれており、コストを抑えたいユーザーにとって魅力があります。ただし年式や車両の状態が価格に大きく影響します。

維持費・ランニングコストの観点での比較

燃費の向上や装備の現代化によって後期型は長期的なランニングコストで有利な面があります。電装系の装備が増えているため修理費用は高くなる可能性がありますが、燃費改善・メンテナンスの部品供給も比較的安定しています。前期型は装備がシンプルな分、故障リスクや部品交換の頻度が抑えられる場合があります。

選ぶべきモデルはどちらか?用途別おすすめ

デザイン重視なら後期型を選ぶ理由

外観の迫力や高級感、アクセントカラーやメッキパーツの使い方など、見た目のインパクトを重視するなら後期型がおすすめです。フロントマスクのメッキグリルやライトの立体感、リアランプやバンパーの造形などの変更で、車全体の佇まいがより洗練されたものとなっています。

安全性・家族用途での比較ポイント

家族で乗ることが多い、また子育てや日常利用で安心感を重視する場合は、後期型が優れています。スマートアシストIIの標準化、誤発進抑制、車線逸脱警告などの機能が加わることで、都市部や高速道路での安全運転がサポートされます。

予算重視の選び方と注意点

価格を最優先するなら前期型が狙い目となります。走行距離や年式が古くても状態が良ければ十分使える性能を持っています。ただし、スマートアシストの機能有無、ライトやエアコンの装備、ドアの動作や内装の損耗など中古車特有のチェックポイントを必ず確認することが重要です。

まとめ

タントカスタムLA600Sの前期と後期の違いは、年式に基づくモデル区分、安全装備の進化、外観・内装のデザイン改善、燃費性能の向上など、幅広い要素にわたります。

外観のスタイルや装備の充実、安全機能を重視するなら後期型が総合的に優れており、見た目・利便性・安心感の面でメリットが大きいです。

一方、価格を抑え、シンプルに車を使いたい、大きな改良を必要としない用途であれば前期型も十分選択肢となります。

どちらを選ぶにせよ、現車確認の際には装備の状態、安全機能の作動、内外装の損耗、走行距離・整備履歴をしっかりとチェックしましょう。あなたの使い方・重視するポイントによって、より満足できるタントカスタムを見つけることができるはずです。

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